春の沖縄新作展
2005年3月26日(土)〜4月11日(月) 沖縄の新作展が、はじまりました。
当初、予定していた会場の「板の間ギャラリー」が、量の多さに収まらず、通常展示の「石の間」にも進出することになってしまいました。結果、店舗の2/3を沖縄の陶器が占有し、店内はすっかり沖縄ムードです。
活力ある筆致で描かれた紋様や、青、緑、飴、白などを駆使した釉(くすり)の技法で表われた器達たちは力強く、明るく、私共に元気を与えてくれます。
仕入れ日誌に書かれている釜出しされた北窯・松田共司、宮城正享、松田米司、の三工房から出来たてのホヤホヤの器たちがギリギリで間に合いました。
三月初めに釜出しされた恩納・照屋窯のものは、今回焼きあがりの良いものばかりで、際立って魅了させられます。本年正月早々に届いて、この会に出品する為、倉庫にとりおいていた読谷・横田屋窯の知花さんのものは静かで気品に満ちていて、幕末期の壷屋窯上焼(つぼやがまじょうやち)を彷彿させます。
開店以来、これほどの沖縄の陶器が揃ったのは初めてです。スタッフ皆、自ら購入して使いたいものばかりですが、今回は展示会が一週間過してから、それぞれ買い求めることにしました。
良品ばかりです。どうぞ、元気をもらいに御来店下さい。お待ちしております。
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