鎌倉・もやい工藝  板の間ギャラリー


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 照屋佳信新着展 9月21日(水)〜30日(金)

展示の模様はこちら   
少々アップも

沖縄恩納村の照屋佳信さんの窯が、7月末に窯出しされ、お盆をはさんで一挙に入りました。
本年2度目の窯出しは、梅雨時をはさんでいたので期待薄でしたが、存外に良い出来上がりでした。
特に、焼き上がりの強さと、湿気が多い時期特有の蒸れた状態とが混在して、趣のある出来のものが取れました。もっともこの背景には三倍にものぼる量の、不良品に近い製品も生み出されているのです。
今回は照屋さんの、かつての戦前の壷屋の姿を残すかのような、落ち着いた中にも力強いエネルギーを生じる作品群を紹介します。


チューカー(土瓶) :右は丸型、左は平たい薩摩の影響を受けたような土瓶。どちらも、伝統の呉須飴点打という手法です。

丸チューカー:右は強い焼き上がりによって、白土で描いた唐草が映える。左は珍しく細かい絵付けで、菖蒲絵が描かれている。


左の唐草は勢いのある絵の筆使い、いかにも照屋さんらしい力強さです。
中央と右は白土を化粧掛けした上に更に白土のイッチンで唐花草を描いています。


左は4寸マカイ 中、右は5寸マカイ

白土の化粧掛けが、強い酸化炎焼成で、たっぷりとした温かみのある軟らかい美しい
出来となった5寸マカイ
見込みは、イングアーといって梅紋が押されている。
かつての戦前の壷屋の陶器は、多くがこのような出来だったらしい。


右 白土のイッチンで唐花草を描いたもの 
左 お皿と同じく白土を化粧掛けした上に更に白土のイッチンで唐花草を描いています

ミニ抱瓶 :こんな土産物みたいなものでさえ丁寧に作り、しかもその作りと絵付けは、容易ならざるものを感じてしまいます

始まりました

照屋佳信展の展示の模様をお送りします。

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その2

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その3

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マカイ編

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こちらはお皿

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土瓶編

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ぐい飲み

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