石見・江津の宮内窯・宮内謙一さん
石見・江津の宮内窯宮内謙一さんの後継者孝史さんにお願いした新作品が出来上がり森山さんと前後して届きました。 乳白色作りには苦労したとの話で、量は取れなかったようですが、予想以上の出来の三点です。まず、ベトナム鉢を参考にした深鉢は乳白色の穏やかな色具合とやわらかい碗形とあいまって手取りのよいものとなりました。
同じく蓋物はシンプルでどこに置いても違和感のないすっきりとしたものになり、使い勝手が多様にある入れ物です。
楕円の平皿はビルマの型物づくりのプレートを石膏型で同形にして、手で陶土を起こして作るやや面倒な仕事。そのかいあって洋皿にはうってつけの、特にカレー皿には適したいい器ができました。
宮内窯にて 2005年11月
見本になったベトナムの蓋物他
宮内謙一さん
宮内謙一さん作製の大甕 謙一さんは、日本でも有数の大物作りの名人です
息子さんと
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