日本各地の窯業地が衰退していく中、国の重要無形文化財特別指定保持団体として”小鹿田焼(おんたやき)”
は登り窯の火が絶えることのない窯場として知られています。一子相伝の伝統が今日でも当たり前のように続いているからこそ、父祖伝来の一貫した手仕事が生き生きとつながっていると言えるでしょう。
もやい工藝は設立以来30有余年、小鹿田焼(おんたやき)を世に知らせ、民藝運動を発展させた柳宗悦の小鹿田焼の健全な姿を守り、未来に継続させるという願いに共鳴し、いわばライフワークとして小鹿田焼とかかわり、良品を紹介してまいりました。 特によく互いを理解し合え、気の合う坂本茂木、柳瀬朝夫両窯、若手の坂本浩二窯の窯出しには欠かさず出向き、注文したものを主に選んでまいりました。この度は将来の小鹿田焼きを担う次の世代に焦点を当て、この窯の重要性がどこにあるかをご披露したいと思います。(もやい工藝 久野恵一)
坂本浩二窯・浩二さん
坂本正美窯・健一郎さん
小袋定雄窯・道明さん
柳瀬朝夫窯・裕之さん
柳瀬晴夫窯・元寿さん
坂本義孝窯・坂本庸一さん
黒木富雄窯・黒木昌伸さん
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