鎌倉・もやい工藝　日々の暮らし

　鎌倉・もやい工藝　　日々の暮らし

少し前になりますが、江ノ電藤沢駅の近くにある「笊麦（ZARUBAKU）」さんへ伺いました。
「笊麦」さんは、蕎麦打ちを得意とする若き料理人・森田さんの新鮮な感覚のおいしい料理と、日本各地の地酒などがいただける、地元でも評判のお店です。そして何より使用されている器が「もやい工藝」の器です。

	楢岡焼・白釉反平鉢に盛られた"山ウド酢みそ和え"。楢岡のやわらかな白釉の色が、さわやかな料理にぴったりです。 >> 楢岡焼

	“朝獲れ鮮魚刺身の盛り合せ”。益子の老名陶工木村さんの柿釉9寸皿。どちらかというと地味なこの皿に、プロの腕が冴えるすばらしい盛り付けです。これはなかなか家では真似できませんね。

	石見焼・宮内窯の片口に盛られた“昔ながらのポテトサラダ”。とてもおしゃれですね。この使い方ならうちでもできます。でもお味のほうはさすがプロの味でございました。 >> 石見焼

小鹿田焼・名陶工柳瀬朝夫さんの大振りなトビカンナの鉢に、笊麦名物の"蕎麦のカッペリーニ（イタリア風冷製ぶっかけ)”。少し荒めのトビカンナがとてもモダンな雰囲気を醸し、朝夫さんのイメージとのギャップ（？）に感動（朝夫さん、ごめんなさい）。笊麦へ行かれたらこれは是非召し上がってみてくださいね。お勧めいたします。
>> 小鹿田焼


小鹿田焼・坂本浩二さんの7寸指描鉢。躍動感のある指描の模様がイタリア風の料理"焼きナスのマリネ"にマッチして、小鹿田の若き名陶工とのすばらしいコラボレーションの一皿です。		“和牛とタケノコのサイコロステーキ”。小鹿田焼・柳瀬裕之さんの7寸トビカンナ皿。小鹿田の皿と素朴な筍は文句なく良く似合います。		最後に小鹿田焼・朝夫さんの櫛描小鉢に盛られたかわいいデザート "抹茶わらびもち黒みつがけ"。ほっこりした気分になりました。

ZARUBAKUの料理人・森田さんのお味はもちろんですが、器使いのうまさには感心いたしました。特別な器でなく、日常使いの器を、若い料理人さんらしくとてもモダンに使いこなしていらっしゃいました。私共も日々の暮らしに参考にさせていただきたいと思いました。


神奈川県藤沢市鵠沼橘1-17-2 2F（お店の地図） TEL:0466-55-3735 営業時間：17:00～24:00 (LO:23:30) 定休日：日曜日

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