鎌倉・もやい工藝   仕入れ日記


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2004年7月 小鹿田焼(大分県日田市) 

小鹿田焼の窯出しに行って来ました。
暑さのせいで窯が冷めずに窯出しが遅れるかも―と言われ、滞在中に窯が全て開くか心配で小鹿田入りしました。「よく来たね。昨日の雨のおかげで窯が冷えた。」
とのことで窯出しはもう始まっていました。窯から次々と小鹿田焼が出てきます。
早く見なくては! 
と荷物を置くのもそこそこに小鹿田の中心にある登り窯に向かいました。

このような美しい焼物が生れていました。


次の世代の窯元たち(30代)が今回の焼きあがりを見ながら真剣に窯出しをしています。小鹿田の人達は家族一つになってよく働きます。

 

今回の焼きあがりを厳しい目で見つめる窯元。


村のどこかで窯出しがあっても、その他の窯ではたんたんと自分の仕事をしています。
今回は坂本茂木さんがロクロを蹴っている処を見せていただきました。 熟練したロクロさばき。職人としての年月を感じる動きです。

 


若い窯元も、もやい工藝の注文の丼をひいていました。
小さな丼の出来上がりが楽しみです。

茂木さんのものが焼きあがる次の窯出しは8月中旬の予定です。
もやい工藝にこのものが並ぶのは8月中旬くらいでしょうか。
どんなものが出るか今から楽しみです。


 
小鹿田を流れる川の岸に咲く生き生きとしたガクアジサイ。
ここは山に囲まれ、水が常に流れているせいか、いつ来ても緑がきれいです。 


 
私が帰る時には、今回の共同登り窯の担当3軒の窯元(左から黒木史人さん、坂本浩二さん、柳瀬朝雄さん・裕之さん親子)
が送ってくれました。おかげ様で、窯出しも滞在中に全て終わって、心残り無く、美しい焼物を選ぶことができました。


 
皆さん、親切にしてくださってありがとうございました。
次の窯出しも楽しみにしています。その日までお元気で。さようなら。
今回の窯出しで出たピッチャー、マグなど、今もやい工藝に並んでいます。実際に目で見て手で触れてください。

(もやい工藝  堀澤 三香)

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