|
2010年9月30日 沖縄・読谷村北窯
|
沖縄へ北窯の窯出し、仕入れ、そして他のつくり手達との打ち合わせに行ってまいりました。
秋の沖縄。羽田空港は雨で肌寒かったのですが、那覇空港に降り立ってみると、そこは気温30度の夏でした。
常夏の国沖縄。窯出しへの期待に胸が躍ります。 |
|
|
9月30日。今日は北窯本窯出しの日です。朝早く北窯に着くと、まだ窯出しは始まっておらず登り窯は静かで神聖な雰囲気に包まれていました。 |
|
|
|
|
入口の土が砕かれ、窯出しが始まりました。 |
|
|
|
次々と陶器が運び出されて行きます。(手前が松田米司さん。うしろが宮城さん) |
|
|
|
|
(右写真)工房にきちんと並べられた陶器。この中から1つ1つ手に取って選んでゆきます。
|
|
|
|
|
|
宮城工房のものは火前のものは火が強かったようですが、その中にも美しいものがありました。松田共司工房のものは、安定して美しく、良いものがたくさん取れました。 |
|
|
|
(写真左)宮城工房の作品 (写真右)松田共司工房の作品 |
|
|
|
|
(写真左右)松田共司工房の作品 |
|
|
|
大らかで優しい表情の松田共司さん 北窯の工房の赤瓦の屋根の前で。 |
|
沖縄滞在中には知花さんの工房にも伺い、次の窯出しの打ち合わせをしました。 |
|
|
製作中の皿を干している知花さん。笑顔が優しく素敵です |
|
|
|
奥様の恵子さんと何か相談中?これから私もこの中に入って行って打ち合わせです。 |
|
|
|
|
上江洲茂生さんの窯にも伺いました。今は製作と窯づめ中でしたがのんびりとした雰囲気でした。上江洲さんの窯の周りは自然が多く、昔の壷屋の窯場はこんな風であったのではないかと思っています。上江洲さんが「今度読谷に泊まって、一緒に島焼酎飲みましょう」と誘ってくださいました。嬉しい!! |
|
|
上江洲さんの窯の内部 |
|
|
|
窯の中に入れられるのを待っている皿の前で 上江洲さん |
|
|
奥原ガラスの工房にも打ち合わせに伺いました。行った時にはロックグラスを作っていて
皆さんとてもお忙しそうでした。沖縄の工業高校の生徒さん達がインターシップで来ており、コップの口を平らにするため木のヘラを当てたり、型を取ったりとその姿は真剣そのものでした。 |
|
|
緑のつなぎが工業高校の生徒さん 型を取っている |
|
|
|
緑のつなぎが工業高校の生徒さん ヘラを当てている |
|
|
(右写真)工房にあった窓ガラスの再生のドレッシング入れと1合徳利とぐい飲み。沖縄のエメラルドグリーンの海の色のようです。
|
|
|
|
|
|
今回も沖縄らしい力強く美しい焼き物がたくさん取れました。
このものたちは10月20日頃もやい工藝に並びます。皆さん是非お手に取って見にいらしてください。 最後になってしまいましたが、今回親切にして下さった沖縄の皆さん、
本当にありがとうございました。
(写真下)秋の沖縄にはこんな植物達が美しく咲き、実っていました。 |
|
|
ハイビスカスの巨木! |
|
|
|
もう少しで食べ頃のバナナ |
|
|
|
沖縄の海 |
|
| (もやい工藝 堀澤 三香) |
|