鎌倉・もやい工藝 新着品紹介


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森山雅夫さんの新入荷品について 2006.04.16

 師匠であった河井寛次郎ゆずりの呉須を用いて、白土で筒描する技法を得意とする森山雅夫さんに、呉須イッチンの森山さんと名づけたことがあります。
コバルト顔料を基礎にしてつくる釉薬は呉須釉といって、鉄紺色の渋みのあるブルーの色調です。またコバルト顔料を刷毛で器体に塗り、石灰釉を施釉しますと、明るいブルーのルリ色になり、ルリ釉とも呼ばれます。白土をスポイトで筒描して文様を描くことはイッチン文といわれ、森山さんは嫌味のない簡潔な草花を描くのが上手です。
久しぶりにこのイッチン草花文を、手頃な食器に施すようお願いしました。窯の焼成具合からかルリ釉が従来より、やや明るさがおさえられ、すっきりとした色の調子で私共が好む焼きあがりです。
こんな調子のものが継続して焼かれるかは、その時の窯の状態、釉薬の調合のちょっとした相違によって、むずかしいでしょう。


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